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ダンス・ダンス・ダンス〈上〉

ダンス・ダンス・ダンス〈上〉

ダンス・ダンス・ダンス〈上〉
人気ランキング : 23690位
定価 : ¥ 680
販売元 : 講談社
発売日 : 2004-10

価格:¥ 680
納期:通常24時間以内に発送
踊るんだよ、音楽が続く限り

久しぶりに本書を手に取った。
本書に描かれている、いわゆる「前回のバブル」の意匠は色褪せ、
既にレトロの領域に入ってはいるものの、
主人公の「僕」の年齢を超えた今、
その喪失感と疎外感は痛いほどリアルで
あらためて村上文学の奥深さを実感した。

昔はリアルな設定の中の「羊男」といった
断絶の意匠がSF的としてどうにも馴染めなかったものだが、
突然の訃報といった日常の断絶を何回か経験した今では
どうにも抗えぬ世界の真実として
この上もなくリアルに感じる。

ぜひ、青春3部作を読んでから・・・

さきほど、この上巻のみ読み終わりました。

本作は青春3部作のその後のストーリーとなります。
私にとって、「羊をめぐる冒険」で奇妙な魅力を感じさせられ、一気に彼のファンとなってしまった、羊男が再登場したのが嬉しく感じました。

その他にも、一応説明はされているものの、
青春3部作を読んでいないと分かりづらかったり感情移入しにくいところがあるので、
これから読まれる方は、青春3部作を読んでから本作を読み進めた方が良いのではないかと思います。

魅力的で気持ち良い表現

「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」から続く「僕」の新たな冒険。

1983年3月。
羊をめぐる冒険から4年が経った。
止まっていた「僕」の物語を始まらせるために再びあの場所へ。
その場所は以前に行った時とは全く様変わりしていた。
そこでの新たな出会い、意外な再会、そして、それを境に加速する喪失。
いったい誰が、なぜ「僕」のために泣いていてくれるのか?

この物語は前の3作を読んでから読むことをおススメします。
今作だけ読んでも十分楽しめますが、背景を知っている方がはるかに面白いです。以前を知っていると楽しめるパーツがところどころに散りばめられているからです。

彩り鮮やかで、かつ、斬新な表現、意表を突く魅力的なストーリー展開。

今作品は前の3作よりもいっそう村上春樹氏特有のユーモアが詰まっているように感じられました。
このようなスパイスが効いていて、魅力あふれる作品に出会えたことに喜びを覚えます。

高度資本主義社会

大学紛争・安保闘争の敗北のあとやってきた「高度資本主義社会」。
主人公はその洗練された世界に巻き込まれていく。
何となく今の社会に居心地が悪いと思っている人にお薦めである。
この世界に適応するということは、どういうことを意味するのだろうか、ということを考えさせられる。
また、ユキを連れて歩きたくなったり、五反田君に会いたくなったら読み返すだろう。

会議は踊る、されど進まず・・・

 知人のおすすめで村上春樹をはじめて読みました。とても才能溢れる作家だと思いました。他を読んでないので分かりませんが、唐突に終わってしまうこの物語は、次の物語への序曲なのでしょうか?

 
 
 

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